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ゆとりある老後生活を送るために、今からやっておくべき事とは?

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老後の生活、できるならゆとりがある生活をしたいですよね。
けれども景気の動向もあり、会社のお給料が上がらない割には消費税や物の値段が上昇する。それでは、貯蓄も思うようにいかないと感じます。
果たしてゆとりがある老後の生活とは、どのような生活の事を言うのでしょうか?
普通の生活とゆとりある生活、比較してみたいと思います。

 

 

 

ゆとりある生活をするには、月額35万円が必要

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夫婦でゆとりがある生活を送るには、月額35万円とのこと。
これは生命保険文化センターから、発表されてます。
この月額で、どういった生活をしているのでしょう。

ある人は普通の日常生活に加え、夫婦で旅行を1年に1度行ったそうです。
旅行行くにも、観光以外にもそれぞれかかりますよね。
往復の交通費や宿泊代、飲食やお土産代など。

夫婦二人の平均月額生活費は、22万円ほどです。
少しは節約したり貯蓄をし、残ったお金で旅行に行く感じなのだと考えます。
それでも1年に一度くらい、旅行に行ける余裕があったら嬉しいですね。

 

ゆとりのある生活をするには、どの程度の資金が必要か?

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ゆとりを持てる老後を送るには、貯蓄がどれくらいあるかで変わってきます。
確かに年金等も、もらえます。
その他定年を過ぎて仕事をすれば、多少なりとも収入はあります。
それでいて貯蓄がないと、ゆとりある生活はできないと思います。

元気でいても、いつ自分がどうなるか分かりません。
急に病気になり、仕事ができなくなる可能性もあります。
そんなとき、貯蓄があれば入院日を増やすことができます。
病院にもよりますが、入院するにも1日〇円と決まっているそうです。
なければ、そういうことできませんからね。

夫婦の月額は、平均が22万円です。
それを65歳の定年から、約20年ほどと仮定します。
計算してみると、4000万円です。
このことから老後の資産は、3000万円~4000万円必要ということになります。

 

老後資金を貯めるには?

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定年を迎えてから、貯めようとしても無理があります。
正社員でない限り、ボーナスも出ません。
もし正社員で働いたとしても、以前よりお給料は少なくなるように感じます。

そしてもし子供がいたとして、独立していれば教育費などがかかりません。
それでも定年になってからでは、きついでしょう。

早めから老後の事を考え、計画的に貯めていきましょう。
結論から言うと、1年間で100万円を貯蓄したとします。
それを継続していけば、30年で3000万円貯めれる計算となります。
では毎月、どの程度貯金すればいいのか?
と思いますよね。

1ヵ月約8万円を貯金すれば、できます。
もう少し増やしたいと思うなら、月額を増やす方向で考えて下さい。
それと貯蓄するのであれば、専用の通帳を銀行等で作りましょう。

なぜならば普段の生活費と同じ通帳にしてしまうと、足りない時に少しだけと思い引き落とします。一度やると「また後で入金すればよいのだから」と何かあるたびに手をつけてしまう傾向が考えられます。そうしないためにも、専用の通帳を作った方が無難だと思います。そしてその通帳は、一切手を出さないようにしましょう。
そうすれば、計画通り貯蓄ができると思います。

 

家計管理をしよう。

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普段から、生活費が何にどのくらい出ているかを把握しましょう。
できれば、家計簿をつけることをお勧めします。
ノート等に、毎日書き込むと頭が痛くなってしまいますよね。
では、どうすればよいのか?
エクセル等、簡単に管理することができます。

その他、家計簿ソフトなるものがあります。
無料のもあれば、有料のもあります。
それがあればパソコン・スマホの両方で管理する事ができます。
そして自動計算なので、わざわざ自分で計算しなくて済みます。
金額を、入力するだけです。

家計簿をつけることで無駄だなと思ったり、かかりすぎているものが分かったりします。
その中でも特に気をつけてもらいたいのは、通信費です。
携帯電話の料金プランなどを見ると、あまり使わないプランがあったりします。
そしたらプラン変更をしますよね。
このように少しの見直しで、支出を減らせることもあり得ます。

 

資産運用を活用

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3000万円よりもっと貯蓄を増やし、ゆとりある老後を送りたい。
そんな方には、資産運用が適しているように感じます。

まず資産運用とは何か?
と思いますよね。

資産運用は、自分の貯金を投資します。
投資する事で、資産を増やしていくことなのです。

仕組みとしては、証券市場に株式投資や国債購入をします。
その買った金額が、国や投資している企業にいきわたります。
企業は設備投資、政府は公共事業にその金額を割り当てます。
暮らしやすさであったり商品の向上となり、保有資産を増やす事になるのです。

 

投資の割合は?

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資産運用をするとして、どのくらい投資すればよいのか迷うと思います。
証券会社と相談しながら、決めるのも良いと思います。
ただ定年しているか、してないかで違ってきます。

(定年してないケース)
30代で500万円の資産があったと仮定します。
毎年100万円を、投資します。
30年後は、このようになります。
5%運用すると、8800万円になります。
10%だと、2億5000万円。

(定年しているケース)
定年後も仕事をしている事が条件です。
しかも年々、少しずつお給料があがる会社で。
退職金そして5000万円の貯蓄があると、仮定します。
5%運用すると、6300万円。
10%運用すると、8000万円になります。

 

まとめ

1. 旅行に行く余裕がある。
2. 3000万円~4000万円あれば、ゆとりある生活ができる。
3. 計画的に貯めよう。
4. 家計簿を、つけてみよう。
5. 投資で、資産を増やそう。

ゆとりある老後の生活、難しい問題ですね。
定年してからの貯蓄は、できなくはありません。
それでも、厳しい状況だと感じます。
若い時から計画的に貯蓄をしているか・してないかで変わりつつあるようにも思えました。

家計簿をつけるとなると、少し前なら面倒で計算がややこしいというイメージがありました。しかし専用ソフトを使うことで、自動で計算してくれます。
それなら、できそうだと思いませんか?
家計簿を見直すことで、気がつかなかった事があるかもしれません。

資産運用は、人により向き不向きがあると思います。
ただ資産を増やしたいと思う方の、参考になればと考えます。
家計簿を見直したり計画的に貯蓄をしながら、ゆとりあるシニアライフを過ごしてもらいたいですね。