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国民年金、厚生年金、遺族年金など年金早見表の種類と見方とは?

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突然ですが年金の受給年齢や受給額の計算、大変だと思いませんか?
そういったものを軽減するために、早見表があるのご存知でしょうか?
日本年機構やJAバンク等の、公式サイトで見る事ができます。

自分が今どの位置にあるのか、老齢基礎年金や老齢厚生年金等入っている年金によっても変わってきます。
細かな部分もあるので、年金の早見表について説明していきたいと思います。

 

 

 

早見表を見る前の注意点

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早見表を見る前に、見るにあたり注意点があります。

国民年金など納付時期が、10年以上あること。
老齢基礎年金は、65歳以降から受給できる。
厚生年金に1ヵ月以上加入している場合は、老齢基礎年金に上乗せし老齢厚生年金が受給可能。厚生年金に20年以上加入されて、65歳未満の配偶者または18歳未満のお子様がいる方は、加給年金が加算されます。
滞納期間が多くなるにつれ、年金を貰えないリスクが増える事もあり得ます。

以上のことを、自分に当てはまるか確認してから見るようにしましょう。
加入している・してないによって、年金金額の計算等が変わってくる可能性が考えられます。

 

年金早見表に載ってる額は1ヵ月、それとも1年?

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年金早見表を初めてみる方は、分からない事あるかと思います。
一番気になる金額ですが、1年間の金額になります。
年金も老齢厚生年金や、老齢基礎年金があります。
なので見る場所を、間違えないようにして下さいね。

年金早見表は、加入期間と保険料納付状況という文字が表示されてます。
まず自分の加入期間を、知っておく事が大事ですね。
そうでないと早見表を見ても、どれが自分の状態なのかが分からないと思います。

次に全額納付・半額納付・全額免除・滞納期間が明記されてます。
こちらも自分の年金の状態がどうなのかを知ってないと、分かりません。
まず自分の年金の加入期間や納付状態を知ってから、見るようにしましょう。

 

早見表で、受給額をチェックしよう。

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人により、加入している年金・貰える年金・生まれた年等様々だと思います。
まず全額納付について、説明します。

満期は、40年間です。
これは、覚えておきましょう。
満期で全額納付なら、全額受け取れる仕組みになってます。

次に平成21年以降は、免除額が増えます。
なぜならば、税金投入が引き上げられたので免除額が多くなったのです。
ここが分かれる線引きなのですが、平成21年の3月までの方の金額です。
全額免除20年間で、約13万3000円なのです。

しかし平成21年4月以降は、同じ全額免除20年間でも20万円にあがっているのです。
ここの違いは、ご了承いただきたく思います。
ちなみに未納機関がある場合、その期間は加入期間に含まれません。
ということは、年金額もゼロということになります。

 

厚生年金受給開始の早見表

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厚生年金受給開始の早見表をみたい。
という声がありました。
日本年機構のHPから、みることができます。

厚生年金についてですが、以前は60歳から支給されてました。
しかし現在は、65歳以降からとなってます。
男性は、昭和36年4月2日以降。
女性に関しては、昭和41年4月2日以降が対象です。

 

遺族厚生年金受給額の早見表

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老齢年金の資格を満たし、その方が死亡した時に遺族厚生年金が発生します。
遺族厚生年金の受給資格は、以下の通りとなります。

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遺族厚生年金の受給資格は、老齢年金の資格を満たした方が死亡した時です。
その他、被保険者が死亡した時です。

次に国民年金加入の人が亡くなった場合です。
国民年金の遺族年金受給資格は、次の通りとなります。

老齢年金の資格を満了した人が、亡くなった時。
ですが死亡した人に対し、保険料納付済期間が加入期間の3分の2以上ある事が必須です。 遺族年金の受給額は、加入している社会保障制度や家族構成により受け取れる金額が変わってきます。
そして遺族年金の計算は、難しいと言われてます。
この早見表で、少しでも参考になればと考えます。

 

年金早見表を見て、これからできる事とは?

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見た方はお分かりかもしれませんが、年金額の割には生活が厳しい。
そう感じる人、いるのではないでしょうか?
実際定年退職をしてからも、仕事をしている人が年々増加傾向にあります。
年金だけで、生活するのは難しい時なのかもしれません。

定年を迎えて仕事がしたいと思うのならば、やっても良いと感じます。
逆に体調が悪いのに、無理して仕事をする必要は、ありません。
無理して仕事をして体調が悪化して、病院通いになってしまった。
そうなってしまっては、マイナスになってしまいますからね。

それで少しでもコツコツと、貯蓄をするようにしていくのです。
だから年金が入る以外の銀行口座など、すぐに解約しない方が良いかもしれません。

確かにその時にまた、新規で契約すれば良い話です。
ですがまた新たに契約するのも、面倒ですよね。

それに契約するにも、条件があったりします。
だから少しの間は、そのままにしておいた方が無難かと感じます。

そして働いたお給料と年金で、少しずつ貯蓄をしていきましょう。
よっぽどの贅沢や荒いお金の使い方をしなければ、少しずつ貯まっていくと思います。
それで老後の生活を、困ることなく生活してほしいと考えます。

まとめ

1. 加入している保険を、確認しよう。
2. 年金早見表に載っている額は、1年です。
3. 平成21年の3月までと4月以降で、貰える額が変わります。
4. 遺族年金を貰える条件。
5. 年金だけでなく、貯蓄していくことが大切。

年金受給額の早見表を見る前に、自分の年金の加入期間であったり保険納付状態を把握しておく必要があります。
そうしないと自分がどこにあてはまるのかが、分からなくなってしまうからです。

そして早見表は、国民年金・厚生年金・遺族年金等の種類があります。
それぞれ、掲載されている内容が似ているようで違います。
見るときにどの早見表なのか、あとどの項目を見るのかを間違えないよう気をつけて下さい。

早見表を見ることで、自分がどのくらい年金が貰えるかが予想できると思います。
それにより今後どう生活していくか、夫婦または親子で話し合ったりしてみてはいかがでしょうか?そして計画を立て、老後の生活に役立ててほしいですね。