高齢の両親と旅行に行く!予算や、何を持っていけばいいのかを解説!!
両親と行く旅行の予算はいくら?
両親を連れて旅行に行きたい、と思ったときにまず気になるのは何についてでしょうか?
親孝行として旅行に連れていきたいから、あまりお金のことは気にしたくありません。とはいえ、自分1人の旅行ではないので(一体いくらかかるんだろう・・)ということが頭をよぎりますよね。
この記事では、両親と旅行へ行く際の予算の目安について書いています。また、高齢のご両親を連れて行く時に必要な持ち物についても説明しました。両親との楽しい旅行で思わぬ落とし穴に落ちないためにも、記事を最後まで読んでしっかりと準備をしましょう。
両親と行く旅行の予算について
初めに結論から申し上げますと、両親と旅行へ行く場合「どこに行くか」や「何人で行くか」によっても違います。何度か自分で計画を立てる旅行を経験した人ならお分かりでしょうが、行き先やホテルのランクによって金額の変化は著しいのです。
考えてみてください。同じ行き先であっても、ホテルのランクを上げれば値段は上がるでしょう。逆に、旅費を節約すれば費用が安くすむかもしれません。ですから、一概に予算はいくらがいい、とお伝えすることはできないのです。1つの目安として予算をお話すると、1泊2日であるならば10万から20万程度だと言われています。
また、単純に「親孝行で旅行にかける金額はいくらが多いのか」という視点からお伝えすれば、5万円以上10万円未満が多いと言われています。このように、何を基準に計算するかによっても旅行の金額は変わってきます。
当ブログ「親子のこれから.com」では、親孝行として旅行券を贈りたいという方のために旅行券の種類や金額などを解説した記事も書きましたので合わせてどうぞ。
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旅行でかかる交通費はいくら?
「旅行の予算は、目安にしてください。」と言われても、ピンと来ない方も多いことでしょう。という訳で、ここからは旅行にかかる交通費を各地域から一覧にしてみました。(2019年10月現在の情報です)旅行を自分で手配するときに、旅費を調べることだけに時間を使いたくないですよね。
ここでは、「新幹線ののぞみで指定席」に乗ったさいにかかる往復の料金を掲載しています。他の新幹線や交通機関に乗った方が節約できる場合もありますが、高齢の両親を連れているなら速く目的地まで着いたほうがいいだろうと考えました。
【交通費往復1人分・東京駅から】
- 東京駅から京都駅までのぞみの指定席で行く場合は往復でおよそ27,800円
- 東京駅から広島駅までのぞみ指定席で行く場合は往復でおよそ39,000円
- 東京駅から博多駅までのぞみ指定席で行く場合は往復でおよそ46,800円
【交通費往復1人分・新大阪駅から】
- 新大阪駅から東京駅までのぞみの指定席で行く場合は往復でおよそ29,600円
- 新大阪駅から広島駅までのぞみの指定席で行く場合は往復でおよそ21,400円
- 新大阪駅から博多駅までのぞみの指定席で行く場合は往復でおよそ31,200円
高齢の両親との旅行で必要な持ち物とは
さて、上記の項目では両親と行く旅行の予算についてお話をしました。両親が高齢である場合は、一般的な旅行での予算や持ち物の他に持参するべきものがあります。以下の持ち物リストを確認して、高齢の両親との旅行に備えましょう。
- 常備薬
- 後期高齢者健康保険証
- 携帯電話・スマートフォンの充電器
- 杖
- 羽織るものや上着など
- お薬手帳など
- ポケットティッシュ
- 紫外線対策用品
- 懐中電灯
常備薬
常備薬は、旅行の時の分量だけ小分けにして入れておくと便利です。ちいさなチャック付きのポリ袋などに入れておくのもいいかもしれません。
1回で服用する分量ずつ薬を収納できるピルケースなどもあります。こういったものを持っていれば、旅行先といういつもと違った環境でもすぐに薬を飲み忘れていないかどうか確認ができるでしょう。わたしも経験しましたが、旅行先は特に薬を服用したかどうか忘れやすい環境だと思います。
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このように、お薬ケースは旅行の時に使う用として小分けできるものも販売されています。便利なものがたくさんありますね。
後期高齢者健康保険証
次に、忘れてはいけない後期高齢者健康保険証です。万が一、予測の出来ない事態に陥った時に後期高齢者健康保険証があると便利です。しかし、その一方でなくしてしまったさいに大変ですので、旅行に持っていく場合は十分に注意をしましょう。
後期高齢者健康保険証は、そのまま大きな旅行鞄にしまわずに小さな専用ポーチなどにしまうのがおすすめです。そして、大きいキーホルダーをつけるなどして紛失の対策をしましょう。海外旅行に行くときはパスポートの扱いに気を配りますよね。後期高齢者健康保険証も、同じように注意しましょう。
携帯電話・スマートフォン充電器
携帯電話や、スマートフォンの充電器を忘れないようにします。これらは、かさばるので持っていきたくないという方も多くいらっしゃるでしょう。しかし、いざという時にスマートフォンの充電が切れていては困るということを、若い世代の方ならよく知っているのではないでしょうか?高齢者との旅行では、念のため持っておいた方が安心です。
最近では、コンパクトな充電器も販売されているのでいろいろと情報を集めるのもおすすめです。
引用 Youtube
Youtubeには、スマートフォンの充電器を使用した動画がたくさんありますので参考にして下さい。このように、自分が使用していないものをレビューで分かりやすく説明してくれると有難いですよね!
杖
杖については、普段から杖で歩いている方は忘れることが無いでしょう。しかし、旅行などの少し遠くに出かけるときだけ使用している方の場合は忘れるかもしれません。杖を忘れずに持っていくようにしましょう。
羽織るものや上着
羽織るものや上着なども、肌寒いと感じる季節は忘れない方が多くいらっしゃるかと思います。しかし、高齢者は体温調節が苦手なので思わぬところで寒気を感じることがあるかも。たとえ夏場でも、冷房がしっかりと入った施設を歩くことが多いです。上着などを入れておいた方が安心です。
お薬手帳
お薬手帳があると、緊急時にどんな薬を服薬しているかがわかるため安心です。保険証と同じく、扱いには注意が必要です。
ポケットティッシュ
ポケットティッシュは、高齢である場合は使用する機会が多くあることでしょう。ですから、普段自分が旅行に行くときよりも多めを想定して持っていると便利です。
紫外線対策用品
そして、紫外線対策用品です。最近の強い紫外線は高齢者の体にこたえますので、一見優先度が低いように考えますが準備をしておきましょう。UVカットができる帽子や、晴雨兼用の雨具などがあればいいと思います。晴雨兼用雨具は、これ1本で晴雨対応できるので、わたしは気に入って普段でも使用しています。
また、熱中症対策として喉がかわいていないうちに水分を補給するようにしましょう。経口保水液があると便利です。
懐中電灯
最後に、懐中電灯です。人によっては、懐中電灯がどうしてリストに挙がっているのか?と感じたのではないでしょうか。何人かで同じ部屋に宿泊するときは、夜は気を使ってしまい電気をつけにくいものです。高齢者は、視力が弱くなっていることが多いので、このような場合に懐中電灯があるといいでしょう。災害時用に、コンパクトな懐中電灯がたくさん販売しています。
まとめ
- 旅行の予算は、どこに行くか、どのランクの旅館に泊まるかで変わってくる
- 往復でかかる交通費一覧
- 高齢の両親を旅行へ連れて行くさいに必要な持ち物を確認しよう
高齢の両親を旅行に連れていくことには、予算以外にも気をつけるべきこともたくさんあります。必要な持ち物の項目でも記載した通り、持っていきたいものも多いので考えの及ばないところで予算を超えることもあるかと思います。
しかし、予めしっかりと準備をしておくことで、両親にはあなたが体のことを気遣っているということが伝わることでしょう。両親との旅行、楽しんできてくださいね。