日本酒が好きな父親にプレゼントするならこれ!福岡のおすすめの日本酒5選!
すっかり秋に入り朝夕は冷え込んできました。風邪などひかれていませんか?
これから寒くなるにつれ世間のお父様達は『熱燗』が飲みたくなるのではないでしょうか?
私は福岡生まれの福岡育ち、山あり海あり、田んぼに畑と自然豊かな福岡の西の方に住んでいます。
私の父親はお酒が好きで、夏はビール、秋から冬にかけては「熱燗」を晩酌しています。
私の父は今年75歳になりますが、週3くらいは晩酌をしています。
20年程前まではほぼ毎日飲んでいたような気がします。タバコも吸っていましたが、風邪をひいてからタバコをやめてお酒もしばらくやめていたようです。
ですが結果的にタバコはやめられても、お酒はやめられなかったようですね。
とはいえ、若い頃の様に外で飲んでくるとか、毎日飲む事はなくなり、嗜む程度のようです。
もう30年くらい前になると思いますが、私の父親は「熱燗」を飲むときは、今はあるのかどうかは分かりませんが、理科の実験で使うフラスコの大きくなったような酒ポットと呼ばれるものに日本酒をいれ、電気で温めて飲んでいたのを覚えています。
どれくらいそのお酒ポットを使っていたのかは覚えていませんが、ここ数十年コップに注いだお酒をレンジで「チン」して飲んでいます。簡単ですが味気ないでしょうね。
そんな感じで、寒い季節は「熱燗」がとても美味しい季節です。
福岡生まれ福岡育ちの私が、福岡原産の美味しい日本酒をいくつか紹介しますね! (個人的に知っているお酒も紹介します)
◎吟のさと
福岡の酒造好適米の山田錦の親戚で「吟のさと」いう酒造米を使用した日本酒になります。
口当たりが優しく、フルーティーな香りがして、やや辛口のすっきりした喉越しになります。
この「吟のさと」は熱燗よりも冷酒、常温がおすすめです。フルーティーな香りがするからでしょう
フルーティーな香りと辛口の「吟のさと」を機会があればお父様にプレゼントされてみてはいかがですか?。
◎喜多屋
こちらの「喜多屋」は福岡のお米の夢つくしの子供の酒造米「夢一献」を使用した日本酒になります。
ちなみに私の家のお米は夢つくしです。
ソフトな味わいで女性にも飲みやすいと人気の日本酒です。
日本酒が好きな父なら少し物足りないかもしれませんね。
福岡の八女市に蔵元があるのですが、福岡の八女と言ったら私達博多人はお茶が真っ先に浮かびます。
お茶が美味しいということは、空気と水が綺麗だと思うので、ここでできたお酒も美味しいはずでよね。
「喜多屋」は熱燗よりも冷酒~ぬる燗で飲むのが良いそうです。
ソフトな味わいなので、日本酒好きな父は一気に飲んでしまうかも?ですね。
◎寒北斗(かんほくと)
こちらは「寒北斗」。福岡の酒造米「山田錦」で作られた日本酒です。
まだ作られて33年くらいらしく、私より若い!?です。
この「寒北斗」。名前がかっこいいと思いませんか?
20年ほど前に始めて見たとき名前に惚れました。その時に飲んだかどうかは、ん?覚えていないです(笑)
こちらはすっきりとした飲み心地で、ほのかにリンゴの香りがします。
私が「寒北斗」を見たのは当時バイトをしていた日本料理店でした。「寒北斗」の冷酒のオーダーが入ると、一合枡にコップを入れ、コップに「寒北斗」を注ぐのですが、惜しげもない注ぎ方でコップからあふれ出し、一合枡にもたっぷり注がれた「寒北斗」を出していました。その時のお客さん嬉しそうな顔。
そしてまず、あふれ出た一合枡から飲むのが通の飲み方のようでした。
私の父も外で飲むときはこんな飲み方をしているのかなぁと思ったものでした。
この「寒北斗」も熱燗よりぬる燗の方がおすすめのようです。
熱燗で用意してお猪口で飲んでいたらぬる燗になりますね。
◎田中六五(たなかろくじゅうご)
こちらは「田中六五」。私が福岡の日本酒は?と聞かれたらこの「田中六五」と答えます。
このお酒を造っているのが私の地元にある白糸酒造さんです。
名前と発想がユニークですぐに覚えました。白糸酒造と言えば「白糸」という日本酒もあります。
この「田中六五」は地元で取れる山田錦を65%使用しており、白糸酒造は田舎にありますが田んぼの中の蔵元で山田錦を65%使って、できたお酒だから「田中六五」と名前がついたようです。
ピリっとくる酸味がありながらブドウの香りがして、米の旨みもしっかり味わえる日本酒になっているようです。
人の話によると、食事中のお酒としてかなりおすすめだとか。
夕飯もしっかり食べながら日本酒を飲む父親なら悪酔いせず、しかも家呑みだから途中で酔って寝てしまっても心配しなくてすみますね。
こちらの「田中六五」も熱燗より上燗~ぬる燗がちょうど旨みが味わえるみたいです。
◎綾花(あやか)
こちらの「綾花」は、口当たり、のど越しがすっきりしている日本酒です。
そしてここでやっと「熱燗」におすすめの福岡の日本酒「綾花」です。
名前が可愛らしいので女性にお勧めかと思いきや、男性にもかなり評判良いですね。
焼き魚と相性の良い日本酒のようで焼き魚大好きな私がお酒の味が分かるならぜひ飲んでみたいです。
私の父親も魚大好きなので「綾花」をプレゼントしたら喜ぶでしょう。
この「綾花」、冷酒より「熱燗」の方が旨みが出てよりいっそう美味しく飲めるようですよ。
香りや、酸味などの刺激はないものの、「山田錦」60%使用しているため味わいはしっかりと楽しめます。
まとめ
以上5本の福岡おすすめの日本酒を紹介しました。
個人差はありますので絶対と言うことはありませんが、福岡の日本酒は基本甘口からなのか熱燗よりぬる燗の方がおすすめのようですね。
私的には地元の「田中六五」を父に飲んでもらいたいですね。
もしかしたらもう、飲んでいるかもしれませんね。
余談ですが、私が社会人初のボーナスだったと思うのですが、父親に「月桂冠」をプレゼントしました。
当時まだ18歳、お酒の銘柄なんてさっぱり分からない私がなぜ「月桂冠」を選んだかというと、子供の時に近所の引っ越し祝いかなにかに父とお邪魔したときに父親達が「月桂冠」を呑んでいた事を思い出したからです。
なんて読むのか分からなかったので、近くのおじさんに教えてもらったのを覚えています。
みなさんも、何かの機会に日本酒をプレゼントしてみてはいかがでしょうか?