離れて暮らす親の生活が心配 見守りサービスの種類や値段、特徴とは?《アプリ編》
先日は高齢の親の《見守りサービス》についての記事を書きましたが、今日は見守りサービスの中の《見守りアプリ》についてご紹介しようと思います。
前回の記事
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高齢の親の見守りは親の年齢、病歴、体力などによって必要とするものが異なってきます。
認知症や持病などがなく比較的年齢が若い方と、持病があり足腰が弱っている高齢の方とでは行動範囲、動くスピード、生活のリズムなどに違いが見られるので《見守りアプリ》で充分な方とそうでない方に分かれます。
ではいったい《見守りアプリ》を必要とするのはどんな方なのでしょうか。
⭐《見守りアプリ》を必要とする人
《アプリ》は比較的緩い見守りでも大丈夫な方が利用されることが多いのではないでしょうか。
1.高齢でも仕事をされている方
例えば高齢でもまだお仕事をされている方なら、日中は人目のあるところにいたり、何かあっても職場の方が所在を確認してくれたりしますよね。ひとりでいる時間が少ないということは単純にリスクも低くります。
そういう方はある程度健康な状態を維持できているということで、ひとまずは1人でいる主に夜間の心配をされた最低限の見守りで良いかと思います。
2.お若いけれど退職されて社会との繋がりが少なくなった方
まだ60代とお若くても退職されて1人で在宅されることが多い方は、持病などがなくても日中も緊急時を考えた見守りが安心ですよね。
そうは言っても現在が健康でいらっしゃるなら緊急事態がそう近くにあるとも思えず、まずはこの場合もアプリで補えると思います。
高齢で持病がおありなら、《見守りアプリ》よりも先日の記事でお知らせしたような《見守りサービス》か、次回の記事でご紹介する予定の《見守りカメラ》の方がより安心かもしれませんね。
⭐見守りアプリの利点
1.手軽さ
《見守りアプリ》の利点は必要となった時に手持ちのスマホやタブレットから専用のアプリをダウンロードしてすぐに使えることです。
2.費用負担が軽い
無料アプリもあり、有料アプリでも約250円~500円というわずかな費用で済みます。
負担が軽いという意味では《見守りアプリ》のファーストステップといったところでしょうか。
⭐親を見守るアプリの種類
ここでいくつか見守りアプリをご紹介します。
スマホdeみまもり
手持ちのスマホとタブレット、またはiPod Touchが全部で2台あれば見守り可能。
iPhone端末ならApp Storeから専用アプリをダウンロード。月額370円。
Android端末は現在Google Play Storeでの配信停止により使用不可。
メールアドレスと暗証番号を入力するだけの簡単設定。
あとは、自宅にiPad(iPod touch)を設置して、外出先で自分のスマホで確認。
メールアドレスと暗証番号は2台をペアリング(初期設定)する時だけに使用可能。 別のスマホで同じメールアドレスや暗証番号を入れても接続できないなどセキュリティも万全。
新たな外部回線の契約→×
設置工事→×
カメラや音声の機能→○
温湿度センサー→×
人感センサー→×
予備電源→×(充電がなくなったら終了)
見守りナビ ㈱ハローシステム
主に居室内の見守り。
みまもりナビは『1人を複数人で見守る』ことも、『複数人で1人を見守る」ことも可能。
見守り者のスマートフォンに専用のみまもりアプリをインストールする。
iPhone端末ならApp Store、Android端末ならGoogle Play Storeからみまもりナビの専用アプリをダウンロード。
新たな外部回線の契約→×
設置工事→×
カメラや音声の機能→×(プライバシー重視)
温湿度センサー→○(熱中症リスク回避)
人感センサー→○
予備電源→○(停電でも48時間は見守り可能)
センサーが感知したら見守る側に緊急連絡が入るシステム。
みまもりステーション ㈱インタープロ
◎みまもりLite
子供や離れて暮らす親の「動き」や「在宅/外出」を簡単に知る事ができる無料アプリ。
一旦設定すれば、
・子どもや高齢の親の帰宅や外出を知らせる
・部屋内での動きの確認。
・ワンタッチで定型句をメールも送信可能。
・ 照明のオン・オフによる部屋の明るさで安否を確認が可能。
【利用方法】
・GooglePlayストアよりインストール( 無料Android版のみ)
・使わなくなったスマホやタブレットで利用可能
・格安スマホ/タブレットと格安SIMでもOK
・取扱説明書を「みまもりステーションHP」よりダウン ロード可能
(スマホやタブレットは『みまもり Lite』専用として 使うことが条件)
◎みまもりホン②
【利用方法】
・GooglePlayストアよりインストール( 無料。Android版のみ)
・手持ちのスマホで利用可能
・取扱説明書を「みまもりステーションHP」よりダウン ロード可能
常に携帯してもらい、一定時間動かない時はお知らせメール。動くことによってリセットされる。
画面はお年寄りでも見やすく家の電話の子機のようなデザイン。電話帳が20件まで、緊急通知ボタンもあるのでいざというとき高齢の方でも使いやすい。
◎緊急ボタン/いまここ
子どもや高齢者の緊急時、少ない操作でGPSを含めた定型文をメールやLINEで通報可能。
コミュニケーションツールとしてスマホの持ち主の居場所を共有できる。
みまサポ2 ㈱リバティ・イノベーション
月額利用料金……500円
離れて暮らす親になにかあったとき、自動的に声をかけて確認してくれる。
このサービスは、毎日、午前3時以降の最初にアプリが使用されると、アプリがその時刻(見守りスタート時刻)を記憶。そして翌日以降、前日の見守りスタート時刻と同じ時刻になってもアプリが使用されないと、家族に代わって変わって3段階の安否確認をしてくれる。
第1段階…アプリが自動で音声による呼びかけ。
第2段階…第1段階から30分間反応が無い場合、見守りシェア機能による利用者からの声がけ。
第3段階…第2段階から120分反応がないと、あらかじめ登録してある連絡先に安否確認を促すメールを自動送信
⭐まとめ~離れて暮らす親が心配ならまずは気軽な見守りアプリを~
今の時代は便利なものがたくさんできて、離れて暮らす親の生活を家族が見守ることができるようになりました。
でも、最初からお金をかけて過剰に見守ることは親のプライバシーを侵害してしまうかもしれません。
親の年齢や体力に見合ったサービスを親子で話し合って選択していきましょう。
そして状況に合わせてフレキシブルにサービスをかえていくことが大切なことだと思います。