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定年退職した後、老後夫婦の生活費はどのくらいかかるのか?

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物価や消費税が上がり、働いていても生活が苦しい現在。
そんな中で老後の生活費、気になりますよね。

 

夫婦でも子供がいる・いないであったり、公的年金だけで生活していかなければならない。といった、いろんなケースがあり得ます。

 

私自身、ローンが残っているのでそういったところも気になってしまいます。
ずっと仕事をしていかなくてはならないのかと。

 

そこでそれぞれの夫婦のタイプによって、老後はどれくらいの生活費が必要なのか。
あるいは決められた生活費でどのように暮らしていくかを説明していきたいと思います。

 

 

 

 

子供がいるのといないとで、老後の生活が変わる

 

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まず子供がいないケースについて、説明します。
平均的なひと月の生活費は、年齢によって多少違ってきます。

 

40代で27万
50代で24万
60代で18万

 

という金額が家計の金融行動に関する世論調査から発表されてます。
このようなことから、26万が平均生活費の金額と言えるでしょう。
子供がいないことで、全部自分でやらないとならない負担はあると思います。

子供がいる場合、結婚しているまたは男か女によっても変わってくるように考えられます。
結婚はしてはいるが専業主婦、バリバリに働いているというパターンもあり得ます。

 

その他親が高齢ということで、一緒に住む人もいると思います。
一緒に暮らすことで、もし賃貸やローンを抱えている家庭は一緒に返していくことが可能です。
あと入院になったとき、ケースにより保険が適用外ということもあります。
そんなとき、子供に補助してもらうことができると思います。

 

いずれはどちらかがなくなり、片親だけ残る時がきます。
そんなとき、老人ホームの入居を考える人も少なくないはず。
しかし老人ホームも良し悪しがあり、合う・合わないがありますよね。
そうなったら、子供がいれば嫌だったら老人ホームの入居を断り一緒に住むことができます。
子供がいることで、こういった利点があると考えられます。

 

老後夫婦にかかる生活費の内容

 

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生活費と一言で言いますが、何にどのくらいかかるのか見ていきたいと思います。

 

光熱費 3万円

インターネット・スマホなどの携帯料金 2万5千円
食費 6万5千円
交際費 2万5千円
保健医療 1万5千円
家具や日用品 1万円
服・靴 6000円
住居費 1万5千円

 

住居費に関しては、持ち家なのか賃貸なのかによって変わってきます。
そしてローンを全部返したか、返している途中かによっても違ってくるでしょう。
ローンに関して言えば、固定・変動によって金利も変わってきます。
金利が上がることで、返済額も上がってしまうからです。
そういったところも、慎重に考えて決めないとならないように感じます。

 

高齢になると、どうしても体のあちらこちらに支障が出始めます。
病院に行くと患者の半数がお年寄りという光景を、私もみかけます。
それだけ、医療費がかかってしまうのです。


ここで心配なのが、1ヵ月の医療費が標準より超えてしまった場合です。
そのときは、高額療養費制度を利用しましょう。
所得や年齢により、多少上下します。

 

もし入院したとして、70歳以上で一般所得であれば5万円ほど支給されます。
それがあるだけで、かなり負担が減ると思います。

 

夫婦で年金だけの生活は、大変な時代なのか?

 

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一昔前までは、年金だけでも暮らせていたと思います。
しかし近年は、年金がもらえるかも分からない状態。
そしてもらえる年齢が、70歳を超えてからという意見も上がってきてます。
年金だけの今後の生活について、考えたいと思います。

 

平均の年金額ですが、男性は18万円。
女性は、9万円とのこと。

 

これだけでは、厳しいですよね。
では、どうすればよいのか?
対処方法を紹介します。

 

まず自分がもらえる年金額を、把握することが必要といえます。
日本年機構から『ねんきん定期便』という書物があります。
それには、年金の見込み額が書かれています。

 

来たのをみて、その時はよいのですがどこにおいたか忘れてしまうということもありますよね。


私自身、ハガキできてその時はみます。
そしてしまう場所も確保してます。
それでも後でしまおうと思いつつ、忘れてみたいときに「どこにいったっけ?」
と慌てて探したことがあります。


そういうことがないためにも、ねんきんネットをお勧めします。
ねんきんネットとは、自分の年金記録をいつでも確認できます。
ただ登録が必要となります。

 登録は↓からできます。

 

年金はもらえているのは知っているものの、現時点で自分の年金はどれだけあるかわからない人もいるかもしれません。
ねんきんネットなどを利用し、自分の年金額を知っておくとよいでしょう。
それにより、今後の生活が変わってくると思います。

 

マイホームを買ったら、老後の生活に影響が出るか?

 

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マイホームがほしいと思う家族の方、いると思います。
マイホームといっても、一軒家だけでなくマンションなどもあります。

 

働き盛りである30代前後に、買うことをお勧めします。
年齢が遅くなるにつれ、ローンの支払額も増えます。
30代くらいから始めれば、ボーナス払いに購入ローンの支払いにすることもできます。

 

あと新築で買うと、やはり高くローン返済に時間がかかります。
新築だと、3000万円前後が平均価格です。

 

しかし中古住宅やマンションなど、不動産屋さんで売り出してます。
中古になると、500万円くらいで購入できます。
あとは実際に自分の目で見ることが重要です。


その他、スーパー・公共施設・交通の便など日常生活に不便はないかを考えて下さい。
そして不動産屋の方と話し合って、ローンを組めば老後の生活に影響はしないと思います。

 

保険を見直そう 

 

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保険会社によっても異なりますが、保険の種類はたくさんあります。
入っておけば、安心です。
ですが、たくさん入ればよいとは限りません。
入る数が多いほど、多額の保険料を支払うことになります。

 

入院や事故にあったとき、保険に入っていると安心です。
それでも払う保険料が多く、日常生活が苦しくなってしまっては逆にマイナスです。
私もそういうことがあり、家族や保険会社の方と相談していくつか減らしました。

 

それとCMで見かける、アフラックのようなシニア向けの保険もあります。
アフラックは、80歳以上でも入れる保険です。
その上手術や入院の給付金がついてます。


慣れ親しんだところの保険会社で、ずっと払い続けるのもよいと思います。
しかし保険料を払うのがきついと感じたら、保険会社の人と話し合いましょう。
それでも納得いかない場合は、シニア向けの保険であったり自分に合う保険を見つけることです。


自分にとって何が重要かということと、払い終わる年齢も考慮して決めて下さい。
そうすることで、少し普段の生活が楽になると思います。

 

まとめ

 

1. 自分の年齢と月の生活費を把握する。

2. 平均的な生活費を確認した上で、どれに多くかかるか?逆にこちらは抑えようと決める。

3. マイホームは、新築にこだわらないこと。

4. 1つの保険に縛られない。

 

これらの方法を理解すれば、今より老後の生活費に対し不安がなくなると思います。
そして1つの方法でなく、いくつかの引き出しを自分で考え周囲に相談しながら変えていくことも大事だと感じます。
ただ無謀な冒険は、しないようにして下さいね。