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一軒家を所有する老後の生活費の実態とは?

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マンション・アパート・持ち家とそれぞれのスタイルで、皆様住んでいると思います。
その中で、今回は持ち家家族に焦点を当てさせていただきます。

持ち家というと、家賃がかからないといったイメージがありますよね。
しかし全部の家がそういうわけではありません。

中にはローンを組んでいるところもあります。
それに持ち家でも、年数が経つに連れリフォームすることもあり得ます。

そんな持ち家の老後の生活費、どのくらいかかるのでしょうか?
調べていきたいと思います。

 

 

 

持ち家でローンがない高齢夫婦の生活費

 

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ローンがなく、公的年金だけで生活していく夫婦のケースです。
個人定期年金が終わってます。
そのため公的年金の約380万程でこれから先、生活していかなければならいとのこと。
ただ買い物や病院などの通院のため、車は必要。

ローンがないから、余裕があると世間一般では思われがちかもしれません。
しかし、病院に行く回数が増えているため不安な状態です。

医療費も上がってきてます。
ですから、どうしても不安が募ってしまいますよね。
だからといって、病院に行かなければどんどん調子が悪くなります。
なので、行かないという選択はできません。

そこで思いついたのが車です。
車を所有していると、ガソリン代がかかります。
今ガソリン代も、毎年値上がりしていると思います。

自宅から病院、もしくはスーパーなどが遠くないようでしたら車から自転車に変えてみてはどうでしょうか?

ただし中には、足腰や腰痛などで自転車を使うのが困難な方もいると思います。

そういう方は、無理に自転車に乗らないで下さいね。


それに高齢者の車での事故、よくテレビなどで見受けられます。
車に乗ってもし事故にあわれたら、どうなるでしょうか?
それこそ怪我したら医療費、車を直すのに修理費がかかります。
そうなったら、今以上に費用がかかってしまうことになります。

 

自転車で自分でも行けて距離も近場であるなら、車でなく自転車でもよいかと考えます。ですが車道が激しいところは、事故をおこす可能性があります。

無理のない程度にて、自転車を利用しましょう。


けれど車でないと遠い場所といった場合もあります。
病院にもよりますが、家まで送り迎えをしてくれる送迎バスや車がある病院があります。そういうサービスがある病院にかえるのも、ありかと考えます。

 

あと頻繁に毎日病院に行くようでなければ、近くに住んでいる身内あるいは仲のよい近所の方にお願いするという方法もあります。
その他自分の子供が車を運転しているのであれば、病院にいく時やスーパーでたくさん買い荷物が重いことありますよね。
そういうときだけ、付き添ってもらってはどうでしょうか?

スーパーの買い物は、ネット宅配があります。
イオンや西友等やってます。
会員登録は必要です。
午前中に頼めば、お店の人が夕方には自宅まで持ってきてくれます。
そういうサービスを利用するのも、1つかもしれません。

 

独身で持ち家がある人の生活費

 

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独身という時点で、ローンがなければ余裕があるようにも思えます。
しかし保険は入っているものの、退職金がなく貯蓄もほとんどない状況。
だから基礎年金がもらえるまで、月10万ほどのアルバイトで繋いでいる現状である。

一人暮らしでローンがない持ち家の月平均の生活費は、15~20万です。
だが贅沢できず、質素な生活とのこと。


ですから早期退社であったり、65歳前に退職してしまうと年金がもらえません。
だから貯金なり、アルバイトや派遣などで仕事をして生計を立てていくことになると思います。
このようなことから、持ち家でも年金がもらえない年齢だと、定年退職後は苦しい生活になってしまいます。
ですから年金をもらえる年齢を考慮して、貯金するなりして計画を立てることが大事だと考えます。

 

田舎暮らしで、持ち家がある場合の生活費

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田舎だと都会よりも物価が安いから、生活に余裕があると思われます。
しかし病院・スーパーなど、数も限られています。
その上場所により異なりますが、自宅から距離が離れています。

交通の便に関しても、同じことが言えます。
電車やバスなど、都会では1時間に1本は少なくとも来ます。
しかし田舎では、2・3時間に1本あるか・ないかといった感じです。
これらのことをふまえると、どうしても車は必要不可欠だと思います。

田舎で持ち家夫婦の1ヵ月間の平均生活費は、以下の通りとなります。

食費 2~3万
水道・光熱費 2~3万
スマホなどの通信費 2万
ガソリン代など車にかかる費用 5万円
雑費など諸費用 2~4万円

こんな感じで、20万前後と言えるでしょう。
しかし病院に通院したりすると、これよりも多くなる可能性があります。

田舎での暮らしは、都会と違い車を多く使います。
ですから、ガソリン代がかかるのです。

それとは反対に、都会は物価は高いが車はあまり使わなくても生活できます。
そう考えると、使うものや物価の値段の違いがあるだけということいなります。
田舎だからといって、余裕がある生活ではないと思います。
1ヵ月の生活費は、都会暮らしと同じくらいと考えてよいでしょう。

 

持ち家がある、安定した生活とは?

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持ち家があり、ローンがない老夫婦。
そんな夫婦が安心して生活ができる、生活費はどのくらいが妥当なのでしょうか?

まず年金が20万程度。
貯金がどのくらいある・ないで変わってくると思います。
平均で2000~2500万万ほどあれば、よいと考えられます。
それ以上の貯金があれば、ゆとりがある生活ができることでしょう。

次に医療費が3万。(状態により、加算される可能性あり)
食費が8万
水道・光熱費が2万。
通信費が2万。
このくらいであれば、不自由なく夫婦二人老後を生活できると思います。

 

まとめ

1. 身体が健康であれば、近場は車より自転車
2. 年金がもらえる年齢を考慮して計画を立てる
3. 都会と田舎暮らし、生活費は同じくらい
4. 年金の他、貯金額により左右される


持ち家があっても、ローンがあるかないかで変わってきます。
そして住んでいる場所により、何に多く費用がかかるかを把握する必要があります。
それが分かった上で、他で削れるところがあれば削るように心がけましょう。

60歳をすぎると、仕事がないイメージがあります。
最近はシルバー専門の仕事を紹介してくれるところも増えつつあります。
身体が動くうちは、そういうところに足を運び自分に合う仕事をするのもよいかと考えます。

家にずっとこもるより、健康的になるかもしれません。
ですが、無理は禁物ですよ。