親子のこれから.com

老後の生活・趣味・悩み・終活、子どもが出来る親孝行・見守りを考える

年金手帳は即日発行について解説。即日発行できる人とできない人の違いとは?

f:id:ff-lifeplan:20200121210458p:plain



少し前に年金手帳の即日再発行について、書かせていただきました。
即日再発行は、緊急または少しでも早く年金手帳が手元に届いてほしい人が利用する制度です。

通常の再発行ならば、市町村の役場でも大丈夫なのです。
しかし即日発行に至っては、年金事務所のみでしかできないといった制約がいくつかあります。

 このようなことから、年金手帳の即日再発行はどうして年金事務所のみ発行できるのか?通常の年金手帳の発行の違いを、1つずつ見ていきたいと思います。

 

 

 

年金手帳を即日発行してもらうには?

f:id:sa0o4i8:20200116193754j:plain

 

年金手帳を即日発行してもらうには、基本的には最寄りの年金事務所にて申請することになります。
最寄りということは、地元の年金事務所です。
市役所では、できません。
そこのところ、間違いないように気を付けましょう。

 次に年金事務所に行く前に、用意しておく書類があります。
それは、本人確認書類・マイナンバーが分かるもの・年金手帳再交付申請書です。
マイナンバーに関しては、ないまたはすぐに準備できない場合は印鑑でも良いそうです。
それと年金手帳再交付申請書は、必須ではないとのこと。
二度手間にならないよう、行く年金事務所に必要書類の有無を聞いておくことをお勧めします。

 

即日再発行できない要因は?

 f:id:sa0o4i8:20200116194121j:plain

上記の書類を年金事務所に持っていけば、即日発行できます。
時間をかけてせっかく年金事務所に行ったのに、書類の手違いや印鑑を忘れたといったことで即日発行してもらえない事もあり得ます。
そういったことがないためにも、どのようなケースが即日発行できないか覚えておきましょう。

 厚生年金に加入していると、即日発行できません。
なぜ厚生年金に加入していると、即日発行ができないのか?
それは自分が勤務している会社の人に、申請してもらうからです。
会社側が、年金手帳再交付申請書を年金事務所に手続きをします。
そのため、即日発行ができないのです。

 その他どうしても自分が、年金事務所に行くことができません。
代わりに、代理人の人に行ってもらうケースも考えられます。

委任状があれば、代理人でも再発行手続きを頼めます。
しかし年金事務所の窓口では、発行できません。
その代わり、紛失した本人のところに郵送にて届くそうです。

 代理人を立てて、どうしても即日発行したい。
その場合は、次の方にお願いすることとなります。
社会保険労務士、または社会保険労務士の代理人。
法定代理人、事業主。
こちらの方にお願いすれば、即日発行してもらえます。

年金手帳の即日発行は、最寄の年金事務所ということでしたね。
しかし厚生年金加入者と第2号被保険者の扶養に入っている人だと、勤務先にある年金事務所に行くよう言われることもあるそうです。
ですがそれが必ずしも、確実とも言い切れないのです。

 だから言われたからといって、すぐ行かないようにして下さい。
行く前に、自分の地元の年金事務所に問い合わせてみましょう。
そして勤務先にある年金事務所に行くよう言われたことを、相談して下さい。

同時に勤務先の方にも、地元の年金事務所で言われたことを話しましょう。
どちらにいけば良いのか、その人の状況によって変わってくると思います。
失敗しないよう、落ち着いて行動するようにしましょうね。

 

身分証明書について

f:id:sa0o4i8:20200116194246j:plain

年金手帳を即日発行する際、年金事務所の窓口にて本人確認書類を提出します。
その本人確認証ですが、マイナンバーカードやパスポートといった1点を提出することになります。
身分証明書の中に、顔写真がある本人確認証があれば1点で済みます。

 しかし、中にはない人もいますよね。
ないから、即日発行ができないということはありません。
そこのところは、安心して下さいね。
提出する書類が、顔写真証明書がある人より1枚増えるだけです。

 顔写真付き身分証明書がない方は。以下の証明書の中から2点提出すれば大丈夫です。
健康保険証・介護保険証・口座通帳・キャッシュカード・印鑑登録証明書・学生証など。家になかったら市役所や行政センターに行けば、もらえると思います。

 

年金手帳の色 

f:id:sa0o4i8:20200116194403j:plain

年金手帳は、種類によって色が違うのをご存知ですか?
3種類あるんですよ。

 国民年金手帳は、カーキ色。
国民年金と厚生年金の両方共通の場合は、オレンジ色。
公的年金全てまとめたのは、青色。

 ですが最近は、青色1色で統一されつつあります。
年金手帳を即日発行してもらうとき、年金事務所の人が間違うことはないと思います。
しかし自分がもらう年金手帳の色を覚えておくと、万が一不手際があったときすぐ指摘できると考えます。

 

まとめ

1. 地元の年金事務所に行く。
2. 厚生年金に加入している人と代理人にお願いすると、即日発行できません。
3. 問い合わせてから、行くようにしましょう。
4. 身分証明書の違い
5. 年金手帳の色を、覚えておこう。

年金手帳の即日発行について、まとめてみました。
まず年金手帳を再交付できることを、知っている人は多いと思います。
次に、即日発行も条件が合えばできるのです。

 様々な状況で、早く欲しい時ありますよね。
次の職場に就職が決まりました。
職場から、年金手帳を持ってきてほしいと言われる。
家に帰り、年金手帳が紛失した事に気づきます。

 年金手帳が再交付されるまで、最低でも1週間から1ヵ月かかります。
そんな年金手長を持ってくるよう言った、職場の人を待たせるわけにはいきません。

もしかしたら、事情を話せば納得してくれるかもしれません。
それでも、早めに渡したいと思いますよね。
こういったときに、即日発行があると便利だと思います。
その前に年金事務所に提出する書類がなければ、市役所などに取りに行かなければなりません。

 だから人によっては、短期間で市役所に行ったり年金事務所に行くことになるでしょう。それでも早く手元に届けば、安心しますよね。

 このように年金手帳を紛失すると、大変です。
ちなみに私はアルバイト決まった時似たようなことがあり、親に言ったことがあります。親は「アルバイトなのに、必要なの?」と驚いてました。

失くさないに、こした事ありません。
自分で年金手帳は、管理するようにしましょうね。