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老後の生活費の平均金額とは?住宅購入や地域によって左右されることも

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景気が悪く会社の状況や仕事内容にもよりますが、お給料があまりあがらない人多いと思います。
今の生活を維持するのにも大変なのに、老後はどうなってしまうの?
そう考えてしまいますよね。

消費税が上がり、何かと値上がり。
それなのに、職場の給料は上がるところか下がる傾向にあるところも少なくないはず。
ずっとこのままの状況が続くと、不安だし困ってしまいますよね。

そんな人のために、老後の生活費について考えましょう。
なおかつ、今現在の生活費の平均はどのくらいなのかを割り出していきたいと思います。

 

 

 

高齢出産した時の老後の生活費

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30代後半から40代に出産したと仮定します。
そうすると親が定年迎えるかその前後の時に、子供は成人になると思います。
今は教育費、かかりますよね。
だから奨学金を頂きながら、家族皆で返していくだけでかなり違うと思います。

後もし家のローンが残っていたら、返済を繰り上げて支払うようにしてはいかがでしょうか?
生活費を含め、他にもかかる要素があります。
それに共働きか、そうでないかでも変わってきます。
ですから、絶対とは言いきれません。

ただ定年退職をする年齢になると、健康面が気になります。
いつまで働けるのか?といったことが問題となってきます。
そうならない前に、支払いを終えられるならそうした方が老後の生活に響かないように思います。

住宅購入により、左右される。

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若いうちに購入し、順調に払い続ければ定年のころには支払い終えると考えます。
ですが住宅購入は、子供が生まれた時に決断するケースが多いように思います。

私も自分の子供が3歳くらいの時に「今より広いところにすませてあげたい。」
という気持ちと、近くに幼稚園もあったので購入しました。

高齢年齢で住宅購入すると、それ以外にも費用がたくさんかかります。
特に、教育費ですね。
子供が私立か公立の学校によっても、学費が変わってきます。
学校により多少上下あると思います。
高校の例をあげさせていただきます。

公立高校だと、約122万。
私立高校は、297万かかる計算になります。
175万の差がでますね。

もし共働きするにしても、子供を保育園に預けなくてはなりません。
そうすると、保育料も加算されます。
その他塾や家庭教師などつけることになったら、1ヵ月約1万はかかることでしょう。

それでローン返済が、退職金にまで手を出すことになってしまうのです。
じゃあ、どうすればいいのか?
そうなりますよね。
働けるうちに頑張って働き、貯蓄するように常日頃から心がけましょう。
ただそれぞれの経済状況により、限度があると思います。
だからできる範囲内で、やれば良いと考えます。
あと子供の教育費と、ローン返済の状態を把握し計画を立てることが重要だと思います。

住む地域により、生活費も変わる。

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寒い地域もあれば、暑いところもあります。
住んでいる地域により、土地や物価の値段も変わってきます。

関東近郊の物価は、高いです。
それに比べ、山口県や和歌山県が安いです。
そして人口も、少ないのです。

東京都内の土地やマンションの価格ですが、155万前後が平均です。
しかし山口県を調べてみると、10万円前後になってます。
土地の値段だけで、これだけの違いがあります。

ただ人口が少ないため、スーパーや病院の数も限られてます。
だから住民の人が、ほぼ同じところにいく感じになりますね。

それと、交通にも違いが現れます。
都内の方では、電車やバスは少し待てば来ると思います。
ですが人口が少ない地域は、3時間に1本といった感じです。
だから車を使う人が多いと思います。

高くても便利な都会。
物価は安いけど、交通や買い物するスーパーの数に制限がある地方。
どちらにするかは、自分の老後の生活スタイルによって選択肢が別れるように考えます。

1ヶ月の食費の平均値は?

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土地以外の値段を調べていたところ、地域によって食費の違いが分かりました。
2人夫婦で1ヵ月の金額です。
参考までの価格なので、必ずしもというわけではありません。
そこのところは、ご了承ください。

2人夫婦の1ヵ月の食費は、平均で7万円前後です。
北海道・東北は5万5千円から6万。
関東は、約7万ほど。
北陸・東海・近畿は、6万6千円。
中国・四国・九州地方は、5万3千円から8千円。
沖縄は、5万という結果に至りました。

やはり、関東が一番高いですね。
一番低い沖縄と比べると、2万の違いがあることが分かります。
食費だけを見ましたが、それだけでも差があることがあるのだと思います。

定年退職後の平均生活費用は?

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夫婦二人だと、26万前後が月平均の生活費といわれてます。
細かく見ていきましょう。

ある定年退職した夫婦の月平均額です。

食費 6万5千円
住居費 1万4千円
水道・光熱費 2万円
家事用品・衣服費 1万3千円
医療費 1万6千円
交通・通信費 2万8千円
娯楽費 2万5千円
税金・社会保険料 2万8千円  

となります。

しかし年金だけと考えると、ギリギリですね。
男性の年金額は、18万円。女性は、9万円が平均です。
そうなると定年退職前に、貯蓄するか定年退職後も何かしら仕事をするといった感じになってしまいますね。 

まとめ

1. できるなら、ローンは早めに返済。
2. 貯蓄できるように、がんばりましょう。
3. 地域によって、差がある。
4. 定年退職後は、年金だとギリギリの生活費。


老後の生活費平均について、いくつかの例を挙げながら説明させていただきました。

子供が生まれると、教育費などけっこうかかりますよね。
だから可能であれば、早めにローン返済をした方が後々楽だと考えます。

そし地域により、土地や食費の面でも多少上下することが分かりました。
それでも車が必要不可欠なところがあったり、住んでいる場所により事情は様々です。
価格が安いところに住んだとしても、必ずしも生活が楽になることはないと思います。
どの場所に住んでも、メリットもあればデメリットもあり得ます。
あとは老後自分がどういった生活を送りたいかにより、変わってくると思います。

自然があり、静かなところで夫婦二人ゆったり過ごすのも良いでしょう。
都会で若い時にはできなかったことを、やるのもありだと思います。
後悔がないよう、老後の生活を送ってほしいですね。