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老後の生活費は月額いくらあれば安心なのか?

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老後の生活費は、勤務していた会社の勤続年収や収入により人それぞれ変わってきます。
勤務していた年数や、定年までにどれくらい貯蓄をしていたかにもよります。

条件は皆同じですが、景気の状態により消費税が上がり物価が上昇。
しかしお給料は上がらない。
上がるどころか、下がる一方でボーナスもでないところもある。

そういったいろんな状態の家庭、ありますよね。
このようなことを考慮した上で、老後の生活費はおおよそいくらかかるのか?
自分の今後に、影響します。
いくつかの例を交えながら、説明していきますね。

 

 

 

年収どれくらいなら、ゆとりある老後を過ごせるか?

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誰もが老後の生活は、不安を感じていることだと思います。
ここ近年、毎年のように何かしら値上がりしてますよね。

住居は持ち家か賃貸かによって変わってきます。
そしてもし持ち家だとしても、ローンがあるかないかによりゆとりの大きさが変化しいきます。あと子供がいると仮定した場合、国立・公立(県立)・私立により額も変わってきますね。それでも4年制大学まで行くとしたら、1人約1500万円はかかる計算となります。

次に生活費です。
一人の1ヵ月の生活費は、食費・光熱費・住居費・保健医療・交通費・娯楽費等があげられます。これらにかかる金額は、約17万円となります。
家族の人数により、17万より加算されます。

だから年収が400~500万くらいだと、正直きついのではないでしょうか?
そうすると、それ以上の金額でないとゆとりある生活が見込めないことになります。
ゆとりある1ヵ月の生活費平均について、公益財団法人生命保険文化センターがアンケートを行ったそうです。その結果、約35万円という回答でした。

35万を1年間で計算すると、約420万円の支出になります。
これを自分が亡くなるまでと考えると、約30年という年月と仮定します。
そうすると、億をこえないとゆとりある生活は無理となってくるように思います。

 

年金額を含めてのゆとりある生活費とは?

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上記の内容は、年金無しの状態です。
しかし老後は、年金を支払っていれば国民年金や老齢年金等がもらえますよね。

厚生労働省によると、厚生年金保険受給者の平均月額が約15万円。
国民年金は、約5万6千円。
これらを換算すると、世帯でもらえる年金額は約20万円ということになります。
年間だと、約243万円です。

そう考えると、年金以外で必要な額は約4380万円となります。
ザックリ計算してみましたが、これはゆとりある生活の一例です。
どちらにせよ、早くから老後の事を考え自分ができる範囲で貯蓄をするようにしましょう。
そして資産作りをして、老後に備えることです。

 

車が必要な地域での生活費

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田舎に住んでいて、家はリフォーム済み。
子供は、既に独立。
しかし車が必要不可欠とのこと。
年金は、夫婦で厚生年金。

厚生年金が貰えるのであれば、贅沢三昧をしなければ普通に暮らせると思います。
車検やガソリン代が多くかかると思いますが、食費や通信費などを少し抑えれば支障ないと考えます。
一言で車検と言いますが、法定費用と車検基本料金の2種類があります。

法定費用は、自動車重量税・自賠責保険料・印紙代の事を示します。
こちらはどこで受けても、料金は同じです。

自動車重量税は、車の重さにより料金が変わってきます。
ちなみに自動車重量税は、2年間の料金となります。
500kgは8,200円、500kg~1t以下は16,400円。
こんな感じです。

次に車検基本料金。
車検を受けるために必要な点検や整備を行うための費用のことを言います。
ディーラー・整備工場・カー用品店・ガソリンスタンドにより、料金が異なります。
点検や整備をしてもらうのですが、カー用品店でも店により料金も上下しますね。

ディーラーは4万~4万8000円、整備工場だと2万~2万8000円。
カー用品店においては、1万9000円~3万円。
ガソリンスタンドだと、8000円~2万5000円といった差額があります。

この車検にかかる料金を考えると、夫婦二人なら200万の貯金があれば大丈夫だと思います。独立した子供の家庭にて孫が産まれて、学費などフォローしてほしいという事を言われるかもしれません。
そういう事も考えるならば、500万ほどあった方が良いのではないかと思われます。

 

国民年金と年金保険のみで、老後は生活できるか?

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家は持ち家だけど、国民年金と年金保険を合わせると月12万円。
この金額での生活はきついのか?

まず年と共に、病院にかかる割合が増えてしまう可能性が考えられます。
これはいくら本人が気をつけても、仕方がありません。
だから、医療費はかかります。

あと持ち家だから、賃貸やローンがあるところと違い費用がかからないと思われがちだと思います。ですが、修繕費が10年に一度くらいかかります。
長く住んでいると、所々劣化してきます。

私はかれこれ10年ほどマンションに住んでます。
以前キッチンの水道管が弱くなり、下の方に水漏れした事があったのです。
業者に連絡し、直してもらったことがあります。
このようなことから、持ち家でも終戦費がかかることを、頭に入れておいた方が良いでしょう。

あと水道代や光熱費が、地域にによって差があります。
そして同じ県でも、住んでいる場所により違ってくるのです。
例えばですが、東京都内の例を挙げさあせてもらいます。

片方は1800円。
かと思えば、3900円かかるところもあります。
水道代が安いところを探したいと思う方もいるでしょう。
その地域の水道局のHPを見れば、分かると思います。
これで少しでも、参考になれば嬉しいですね。

月12万では、確かにきついと思います。
物価や光熱費が安いところに住みます。
そして買い物で、値引き品があるとつい買ってしまったりしませんか?
私もあります。

そういう少しのことが、生活をきつくしていってしまうのです。
だから予め買うものを決めてから、買い物に行く。
あと友達に誘われて、お茶したり飲みに行くことたまにはあるでしょう。

しかし頻繁に外食していたら、あっという間に諭吉さんが飛んでいってしまいます。
だから外食も〇ヵ月に〇回と決めましょう。
そういう風にしていけば、月12万でもやっていけるのではないでしょうか?


まとめ

1. 年収400~500万ではきつい。
2. 早くから、貯蓄をしよう。
3. 場所により、車検基本額が違う。
4. 水道など光熱費も、考慮しましょう。

勤めている会社や職業により、年収はそれぞれ違います。
年収を上げることは、難しいです。
逆に低くなっていく方が、多いように感じます。
そうなれば、無理のない範囲で早くから貯蓄する。
これに限ると思います。

車検は車の重さだったり、点検してもらう所により料金も上下します。
もしかしたら、こっちの方が安い。と気づく方いるかもしれません。
自分の住んでいる地域で、安い料金で済ませる所を探すことをお勧めします。

老後の生活費の事を考えると、頭が痛いですよね。
それに生活費の事で、我慢ばかりしているとストレスがたまります。
だから今月は、〇〇に少しかかったから来月は少し抑えよう。
といった感じで、楽しむときは楽しみましょう。
その後は、切り詰められるところは切り詰める。
そうやっていけば、少ない生活費でも何とかやっていけるのではと考えます。